疲れがもたらす悪影響と対処法

仕事による肉体や精神的な疲労はそのままの状態で放置をしておくと様々な弊害が起こることがあります。
中でも大きな問題として挙げられるのがモチベーションの低下です。
疲れの蓄積は思考能力や注意力が下がるだけでなく、甲状腺ホルモンの分泌量が減少することで無気力状態になりやすいと言われています。
無気力状態と集中力の欠如が続くと仕事のミスが増えてさらにモチベーションが下がるという悪循環に陥る人も少なくありません。
これによって起こる二次被害が人間関係の悪化です。
介護や医療、IT業界のように複数のスタッフがチームとして協力し合って業務を行う職種では自分のミスが周囲に迷惑を掛けることになります。
ミスを繰り返すことで周囲から疎まれるようになって居場所がなくなるという事例も多いのが実情です。

そのほか、疲労の蓄積によって気持ちに余裕が持てなくなり、不機嫌な態度で接して人間関係を悪化させてしまう事例もあります。
疲労は仕事に悪影響を及ぼすだけでなく、怪我や病気の原因となることもあるので取り除く必要があります。
疲れを取る効果的な方法の一つが休日の活用で、休日に予定がないからといってダラダラと過ごしてしまう人もいるでしょう。
一見すると体を休めているように感じられるこの過ごし方は時間を無駄にしているだけで本当の意味でのリフレッシュにはなっていません。
しっかりとスケジュールを立てて充実した1日を過ごすことが肉体的、精神的な疲れを取り除くために有効なリフレッシュ法となるのです。