仕事の疲れに対処するために働き方改革のトレンドに乗ろうと考える人もいますが、単純に働き方を変えるだけではかえってつらくなることもあるので注意しましょう。
働き方改革は仕事の疲れに伴う問題を解消する目的もあって推進されているのは事実です。
リモートワークによって通勤時間をかけずに済むようにしたり、職場の上司から監視されているような状況から脱却できたりするメリットが生まれます。
多様な働き方を受け入れるのが改革の重要点なので、リモートワークに限らずに働く時間帯を変えるなどのさまざまな取り組みが進められています。
夜勤がある職場では夜勤の専門の人を雇い、日勤の人と分けて働かせるようになった現場も少なくありません。
確かに負担の少ない働き方ができるように感じられますが、働き方を変えた後は仕事の進め方に慣れていないので疲れやすくなりがちです。
今まではルーチンワークで進められていたことも、どんなフローにする必要があるのか、作業方法をどうしたら良いのかとその都度調べなければならないこともあります。
電話会議に慣れていないと接続に苦労したり、スケジュール管理で悩んだりすることもあります。
このような大変さがあることを考慮して、疲れの対処方法を考えてから働き方を変えるようにしましょう。
変わった後の働き方は疲れが少なくて済むと期待できます。
重要なのは山を一つ乗り越えなければならないことを認識して、その間に疲れ果ててしまわないようにすることです。